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長谷山のブログ

中小企業でも「富裕層ビジネス」成り立つのか?

 

先週末は幕張メッセで開催されていた
キャンピングカーショーに行ってきました。
私の知り合いが出展していましたので、
そちらへ表敬訪問と、各地のキャンプ場でお会いした
業者さんや友人にも会えて楽しいひと時を過ごすことができました。

キャンピングカーの人気は毎年上々で、
レジャーにはもちろん、災害時の避難車両としても
近年注目を集めています。

今年の4日間の来場者数は延べ75,000人を超えたとか。
すごいですね。

私は毎年行っているのですが、
今年、会場で気になったことは年齢層の幅が更に広くなったことと、
シニア層に厚みが加わったように感じました。
ご存じの方もいらっしゃると思いますが、
キャンピングカーの価格は通常の車と比べて
高価です。車両サイズにもよりますが、
人気のあるクラスの平均価格は800万円程度にもなるでしょうか。

「そんな価格の車なんて、そんなに売れるわけないよ」と
お思いになるかも知れません。
ところが、イベント1日だけで5台以上販売するのは
ごく当たり前のようなことなのです。

さて、こうした高額商品を購入するお客様は
いったいどんな人たちでしょうか。

そう、富裕層といわれる人たちです。
中には、少々無理をしてローンで購入する人もいますが、
決して生活必需品でもない商品を購入するのですから、
やはり少なからず生活に余裕がある人たちです。

そうしたお金持ちの人たちは決して無駄づかいが好きな
人ではないということです。
基本的にお金を稼いだり、貯蓄が上手な人たちですから
コスト意識が高く、しかも消費に対して情報収集や
見極める能力が高く、もっとも手ごわい消費者なのです。
これらを理解しないで、「品質が良くて高級なものなら売れる」と
単純に考えて売り込もうとすると失敗する可能性が高くなります。

富裕層ビジネスの場合、広告発信は長くとり、
販促よりむしろ情報提供を主体とした内容のDMや
イベントを行い、お客になりえる人との関係を深くして
行くことが重要で、そうした時間と手間をかけた販促で
お金では買えない「付加価値」を提供することで成り立つ
ビジネスといわれています。

実際、キャンピングカーショーに出展した
私の知り合い社長さんのところでも、
商品説明や性能の発信よりも、
開発に至った経緯や苦労話、スタッフ会議の内容、
商品に対する情熱や未来の展開などの話しをSNSやDMを使い
情報発信しながら、その間小さなイベントでも
そのまま後者のことをお客様にダイレクトに伝え
触れ合っていました。
ちなみにこうした期間は3年間要したそうです。
それが奏したのでしょう。
売り込みをしない3年間で、
今や年商○○億円。

名もない中小企業でも、
時間と手間をじっくりかけていけば
富裕層ビジネスは成り立つといえます。
もし、高額商品の販売を展開していきたいと
お考えでしたら長期視点で構想を練ってみては
いかがでしょう。

今、集客にお困りの方、
広告づくりでお困りの方、
お気軽にご相談ください。
お力になれることを嬉しく思います。


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