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長谷山のブログ

シニア層を顧客にするには?

 

いよいよ本格的な春が目の前になってきましたね。
気温が上がってくると心身共々軽く感じます。
そうなってくると、私の場合、
毎週末は長年ライフスタイルにしている
カヌーやトレッキングなどのアウトド三昧になります。
先日には行きつけのキャンプ場に予約をとりましたが、
そのキャンプ場ではシニア割というのがありまして、
ありがたいことに私(50歳中盤)などでも半額で利用できるのです。

また、私は夫婦でよく映画鑑賞にも出かけるのですが、
そこでもシニア割が適用されて一人1,100円で鑑賞できるという、
なんとまあー嬉しい料金システムになっていたりします。
年をとるというのもまんざらでもありません。

シニア層に入る私ですが、
日本では今や皆さんが知る高齢化社会になって
いるわけで、4人に1人が高齢者の時代です。

最近は自動車運転事故など、
社会問題として取り上げられることが
多々ありますが、
それと同時にシニア層をターゲットとした
ビジネスは、今後、大きな成長が期待できる
分野ともいえます。

シニア層の消費傾向は
男女に大きな違いがあると言われています。

男性の場合、個人志向が強く、
カメラやバイク、車、釣り、登山など
単独行動が多いようで、
その反面、家族のイベントや集まりなどを
重視する傾向も持ちます。

対して、女性の場合は仲間意識が高く、
友人同士で食事や買い物を楽しみ、
時として自分の娘と一緒に旅行やエステなどにも
行くようです。

こうしたシニア層ですが、
男女ともに共通するのは、
「サイフの紐が固い」ということです。

なんせ、高度経済成長期時代を
生きてきた年代の方々ですから、
世の中の仕組みや
企業の利益構造などにも詳しい方々が
たくさんいらっしゃいます。

「この会社はこの企画で商品を買わせて、
そのあとにこれを買いたくなるように仕向けている」
などど、売り手側の「仕掛け」を見抜いて
しまう観察眼を持ち、単純に
商品内容だけをご案内しても
購入に結び付くまでは
大変難しいお客様といえます。

ですが、他年代と比べて、
身近な人から聞いた情報や
親近感を持っている人から勧められると、
絶対的な信頼を置いてしまうところがあり、
そうしたところを逆手にとった
販売手法を考えると上手くいく
チャンスにもなりうるわけです。

それらを考えますと、
シニア層を対象にしたビジネスの場合、
やはりコミュニケーションをとって
信頼関係を構築した方が
スムーズにいくといえます。

売り手側と買い手側の絆を
時間をかけて深めていくことで、
消費意欲の高い優良顧客になって
頂ける可能性が高くなるわけです。

その関係を深めるツールとして、
DMやニュースレター、メルマガ、
同年代のお客様の声を集めた冊子など
があります。
また、広告の場合では、
身近に感じてもらえるように
手書き風(場合によっては手書きでもOK)にし、
売り手側のパーソナルな部分や顧客となりうる
同年代のお客様の声を盛り込み、
友人に見てもらう感覚(親近感を持たせる)
に作りこむことで効果が期待できます。


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