飯塚のブログ
隠れ家的なお寺
こんにちは!飯塚です
この前の土日で、京都に行って来ました。
千本鳥居がある伏見稲荷大社は、すごい人でした。
外国人が選ぶ日本の観光地第一位に選ばれて、
それから外国人の観光客が増えたのだとか。
たまたま、地元の人がお参りをしていて話をしたのですが、
「5,6年前に比べたら、外国人が増えましたね~。撮影禁止のところもあるんですけど、日本語読めないから、
バンバン写真撮ってる人もいて・・・(笑)」
なるほど。
ここは、口コミで人気になった神社なんですね。
ちなみに、この鳥居って、1ついくらなんだろう?( ̄ー ̄)
と、思っていたら こんなご案内が・・・↓
一番大きいので、130万・・・(-_-;)
信仰も金か・・・。いや、そんなことは言うまい。
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そして、そこからちょっと歩いたところにあるお寺
「石峰寺」が今回の旅のメイン。
4時間待ちを記録した「生誕300年記念若冲展」でも話題になった
伊藤若冲のお墓があるお寺です。
この様式は、いつごろ建てられたんだろう・・・。
いわゆる、有名な神社仏閣とは、だいぶ違って
こじんまりとした、緑がキレイなお寺です。
このお寺には、伊藤若冲が作った五百羅漢があり、200年の時を超えて
自然の風景の中に、静かに佇んでいます。
そして、五百羅漢は「撮影禁止」でした。
あとから、調べてみると、何年か前は撮影OKでしたが、
記念撮影で、立ち入り禁止のところに入った人とか
マナーの悪い方がいて、それから撮影禁止なった模様。
写真女子の私としては、大変残念でしたが、
その分、ファインダーではなく、自分の目でしっかりと見ることができたかなと思います。
(待ち時間なし(笑))
おとなりの伏見稲荷大社と違って、
外国人もいない、日本人もそんなにいない、
のんびりと雰囲気を味わうことが出来ました。
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ここからは、商売向けの話です。
SNS全盛の時代、フォトジェニックな仕掛けを作って、
口コミを発生させる工夫をする。
これは、集客するために重要なことだと思います。
私はどちらかと言うと、SNS推進派なので、絶対に必要だ!くらいの気持ちです。
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けれど、
撮影禁止にして、自分の大切にしたいものを守る。
本当に、見て欲しい人だけが来てくれる。
レストランで言うと「隠れ家的な」・・・お寺。
これもまた、商売の方法だなと思いました。
そして、実際には、石峰寺を知る人は多く、決して寂れているわけではない。
私の周りでも、何人も「知ってる!行ってみたいと思っている」
「京都に行くたびに訪れるお寺」という声が。
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自分のお店をどんな風にしていきたいのか、
伏見稲荷大社のように、口コミでたくさんの人が来るお店か
石峰寺のように、分かってくれる人が来てくれるお店にしたいか
極端ですけどね。。(笑)
まあ、繁盛したほうがいいのは前提です。
なんてことを、石仏を見たあとに思いました。
撮影禁止なので、写真は撮っていませんが
↓これは、写真集から撮ったものです。
京都に行く機会があったら、ぜひぜひ、訪れてみてください。